5. 老後の家計を安定させるために必要なこととは
本記事では、65歳・70歳・75歳の年代ごとに、シニア世帯の「リアルな生活費」を紹介していきました。
60歳代・70歳代のシニア世帯では、どの年代でも実収入より支出が多く、家計が赤字になりやすい状況が続いています。
また、貯蓄額には大きな幅があり、全く資産を持たない世帯から、数千万円の貯蓄がある世帯まで、その状況は一律ではありません。
こうした点を踏まえると、老後の不安を軽減するには、まず自身の年金受給見込みや日々の支出額を把握し、現在の家計状況を正確に確認しておくことが欠かせません。
さらに、条件に当てはまる場合は「年金生活者支援給付金」などの公的制度を利用することで、家計の負担を軽減できます。
老後資金の準備は、早めに取り組むほど選択肢が広がるため、ご自身やご家族に合った方法を検討してみてください。
参考資料
- 厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」
- 総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」
- J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 厚生労働省「「年金生活者支援給付金制度」について」
- 日本年金機構「令和7年4月分からの年金額等について」
中本 智恵