冬の訪れとともに、庭の景色が少し寂しく感じられることはありませんか。特に日当たりの良くない場所は、植物が育ちにくいとガーデニングを諦めてしまいがちです。

しかし、寒さが厳しい季節だからこそ楽しめる植物もあります。

日陰に強く、冬の寒さの中でも健気に花を咲かせたり、愛らしい実をつけたりする植物を選べば、シェードガーデン(日陰の庭)でも十分にガーデニングを満喫できますよ。

今回は、冬の花や実を楽しめる植物の中から、日陰や半日陰でも育てやすい、魅力あふれる3種類の植物を、参考価格とともにご紹介します。

この記事で紹介する植物

  • クリスマスローズ
  • セイヨウヒイラギ
  • スイセン

1. 冬のシェードガーデンで《キレイを楽しむ草木花》おすすめ3選

1.1 クリスマスローズ:冬の庭の主役、気品あふれる「冬の女王」

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クリスマスローズ

撮影:LIMOガーデニング部

冬ガーデンの主役といえば、多くの方がクリスマスローズを思い浮かべるのではないでしょうか。うつむき加減に咲くその姿は奥ゆかしく、気品に満ちています。「冬の女王」や「冬の貴婦人」とも呼ばれ、晩秋から春先にかけて、凛とした美しい花を咲かせてくれます。

一重咲きや八重咲き、さまざまな色合いの品種があり、コレクションする楽しみも尽きません。洋風のお庭はもちろん、和風の庭にもしっとりと馴染み、冬の景色に深みを与えてくれるでしょう。

クリスマスローズは強い直射日光や多湿な環境が得意ではありません。そのため、木漏れ日が差すような半日陰や、一日を通して明るさが保たれる日陰は、育てるのに最適な場所といえます。水はけの良い土壌を好むので、その点に少し気を配ってあげると、毎年美しい花を楽しむことができますよ。

※参考価格:1000~2000円前後(3号ポット苗)

1.2 セイヨウヒイラギ:赤い実が愛らしいクリスマスのシンボルツリー

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セイヨウヒイラギ

出所:Anna Nelidova/istockphoto.com

「クリスマス・ホーリー」という愛称でも親しまれるセイヨウヒイラギは、ホリデーシーズンにぴったりの常緑樹です。光沢のあるギザギザの葉と、晩秋から冬にかけて色づく真っ赤な実のコントラストが、冬の庭を華やかに演出してくれます。

春には香りの良い小さな白い花を咲かせ、一年を通して楽しめるのも魅力の一つです。古くから「魔除けの木」や「神が宿る木」として大切にされてきた歴史もあります。

夏の強い日差しを避けた明るい日陰や半日陰で管理するのがおすすめです。丈夫で育てやすく、シンボルツリーとしても人気があります。また、特徴的なの鋸歯状の葉から、防犯対策や野良猫の侵入を防ぐ目的で植えられることもあります。

※参考価格:3000~8000円

1.3 スイセン:凛とした姿が美しい、早春を告げる香り高い花

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スイセン

出所:Orest Lyzhechka/istockphoto.com

すっと伸びた緑の葉の間から、白や黄色の清楚な花を咲かせるスイセン。その凛とした佇まいと甘い香りは、冬の終盤から春の訪れを感じさせてくれます。特にニホンスイセンなどの品種は、寒い時期に可憐な花を咲かせ、庭を明るくしてくれます。

スイセンは非常に丈夫で、日向から日陰まで幅広い環境に適応できるのが嬉しいポイントです。ただし、夏の強い直射日光や風が直接当たる場所は避けてあげると、より元気に育ちます。

植えっぱなしでも毎年花を咲かせてくれる手軽さも人気の理由です。咲いた花を数本カットして室内に飾れば、部屋中に春の香りが広がります。

※参考価格:300~600円前後(3~4号ポット苗)

2. 「日陰の庭でも、諦めない」シェードガーデンで、冬もガーデニングを楽しもう!

日当たりが良くないからと、ガーデニングを諦める必要はありません。植物の特性を理解し、それぞれの環境に合った種類を選べば、日陰のスペースも魅力的な庭に変えることができます。

今回ご紹介した植物たちは、いずれも冬の寒さや日陰に強く、初心者の方でも育てやすいものばかりです。ぜひお気に入りの一株を見つけて、暗くなりがちな冬の庭を、あなたらしく彩ってみてはいかがでしょうか。

3. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?

日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い4/5

日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いとは?

出所:LIMOガーデニング部作成

さいごに「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」も整理しておきましょう。

  • 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
  • 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
  • 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
  • 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。

「日陰で育つ」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、そのような場所では花つきや葉色が悪くなりがちです。

可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。

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撮影:上園美佳

撮影:上園美佳

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冬ガーデンを鮮やかなお花で楽しみたい方におすすめです。

LIMOガーデニング部