1.2 2021年からの推移で見る富裕層・超富裕層の世帯数

比較のために、2021年の調査結果も見てみましょう。

  • 富裕層:139万5000世帯
  • 超富裕層:9万世帯

また、株式会社野村総合研究所の『野村総合研究所、日本の富裕層・超富裕層は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計』によると、総世帯数に占める割合は以下のようになっています。

  • 富裕層:約2.75%
  • 超富裕層:約0.21%

このように割合で見ると少数派に感じられるかもしれませんが、世帯数は増加傾向にあります。この増加の背景には、株価の上昇などに伴う金融資産価値の増大が影響していると分析されています。これは、資産がさらなる資産を生み出す好循環が生まれていることを示唆しているのかもしれません。