2025年も終わりに近づき、来年や将来に向けての家計計画を立てはじめている方も多いのではないでしょうか。

日本には「富裕層」と呼ばれる人々がどのくらいいるのかご存知ですか?

物価高が続き家計の負担が増えている世帯がいる一方で、日本では富裕層が増加傾向にあります。

この記事では、日本の富裕層・超富裕層の割合や、年代別の平均貯蓄額に関する最新データを解説します。

今後の資産形成を考える際に、ぜひ参考にしてください。

1. 日本の富裕層・超富裕層は増加中?最新データで見る世帯数とその割合

株式会社野村総合研究所が発表した『野村総合研究所、日本の富裕層・超富裕層は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計』によると、2023年における富裕層および超富裕層の世帯数は、調査が開始された2005年以降で最も多くなったことがわかりました。

1.1 2023年時点での富裕層・超富裕層の世帯数

2023年の具体的な世帯数は以下の通りです。

  • 富裕層:153万5000世帯
  • 超富裕層:11万8000世帯