2. 【支給要件】「年金生活者支援給付金」はどんな人が受け取れるの？
3種類ある年金生活者支援給付金について、それぞれの受給要件を順に確認していきましょう。
2.1 「老齢年金生活者支援給付金」の支給要件をチェック
- 65歳以上で、老齢基礎年金を受給していること
- 同じ世帯に住む全員の市町村民税が非課税であること
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前年の公的年金などの収入額と、その他の所得の合計が一定額以下であること（※1）
- 昭和31年4月2日以降生まれの方：90万9000円以下
- 昭和31年4月1日以前生まれの方：90万6700円以下（※2）
※1 障害年金や遺族年金といった非課税収入は、この計算には含まれません。
※2 所得が一定の範囲内にある方には、「補足的老齢年金生活者支援給付金」（※3）が支給される場合があります。
※3「補足的老齢年金生活者支援給付金」について
補足的老齢年金生活者支援給付金は、所得が基準額をわずかに上回っただけで給付対象外となり、結果として「基準以下の人より手取りが少なくなる」という不合理な状況を避けるために設けられた制度です。
この仕組みによって、たとえ所得が基準額を少し超えてしまっても、その所得水準に応じて調整された給付金が支給されるようになっています。
