1. 支出の全体像を把握していない
「何にいくら使ったか」を明確に把握していないと、お金は自然と消えていきます。
レシートを確認せずに捨ててしまう、カード明細をざっと見るだけ、口座の引き落とし内容を細かくチェックしない……こうした積み重ねで、家計の流れが曖昧なままになりがちです。
とくにキャッシュレス決済が増えた今は、少額の支出が積み重なりやすく、気づいたときには予想以上にお金が減っているということも珍しくありません。
最近利用が増えているキャッシュレス決済について、詳しく説明していきます。
1.1 キャッシュレスの管理が曖昧になっている
キャッシュレス決済は便利な一方、現金と違って“使った感覚”が薄くなりやすく、支出が膨らむ原因にもなります。
以下は経済産業省が算出したキャッシュレス決済の普及データです。
2024年のキャッシュレス決済率は42.8%にものぼり、多くの方が日常的にキャッシュレス決済を利用していることがわかります。
しかし、それにともない、「小さな決済が積み重なり、気づけば予算を大幅に超えていた」という経験がある人も増えているのではないでしょうか。
対策としては、まず決済手段を必要最低限に絞ること。
複数のアプリやカードを使い分けていると支出の全体像が把握しにくくなります。また、週に一度でも利用履歴を確認する習慣を持つと、どこにお金が流れているのかを可視化しやすくなります。
キャッシュレスの時代だからこそ、管理の丁寧さが家計を左右します。
1.2 全体像を明らかにしよう
支出が曖昧な状態では、無駄がどこにあるのか、何を優先して見直すべきなのかが判断できません。
一方で、貯まりやすい家計は“全体の流れが見えている”ことが特徴です。すべてを細かく管理する必要はありませんが、
- 毎月の固定費
- 食費や日用品の目安
- 想定外の出費がどの程度あるか
といった大枠をつかむだけでも、支出の傾向が見えてきます。
「何に使っているかわからない」を解消するだけで、家計は大きく変わり始めます。
