師走の街がイルミネーションで彩られるこの季節、12月15日の年金支給日を楽しみにしている方も多いでしょう。
今回は、現役・シニア世代が受け取る厚生年金の平均額や上位受給者の実態、さらに老後資金の準備状況を解説します。自分の将来の年金見込みや資産形成を考えるきっかけになります。
1. 国民年金+厚生年金、2階建てのしくみ「年金額は毎年見直される」
日本の公的年金は、1階部分の国民年金(基礎年金)と、2階部分の厚生年金で構成される「2階建て構造」です。
1階の国民年金は20~60歳未満の全国民が加入し、2025年度の保険料は月1万7510円です。また2025年度の受給額について、満額は月6万9308円です。
未納期間がある場合は受給額が減るしくみで、全員が同額の基礎年金を受け取ります。
2階の厚生年金は会社員や公務員などが対象で、保険料は収入に応じて決まり、将来の受給額も個人差が生まれます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)