数年前には「ソロ活」に対して「寂しい」というようなネガティブイメージがつきものでした。「どんなことなら一人でもできるか」が話のネタになっていたこともあるのではないでしょうか。
そのような状況が少しずつ変化し、近年「ソロ活」という言葉が定着しつつある中、Z世代はこの「ひとり時間」をどのように捉え、楽しんでいるのでしょうか。
今回は、Z世代、Y世代、X世代を対象とした「ひとり時間の過ごし方」に関する意識調査から、世代間の意識の違いやZ世代ならではの「ソロ活」の実態を探ります。
1. Z世代の約4割が「ソロ活」を経験
1.1 直近3ヶ月以内に、一般的に複数人で行くことが多い場所や活動を、ひとりで楽しんだことはありますか?(単一選択)
はい(例:ひとりで映画・旅行・ライブなどに行った)
- Z世代: 41.1%
- Y世代: 37.7%
- X世代: 22.9%
いいえ/思い当たるものがない
- Z世代: 58.9%
- Y世代: 62.3%
- X世代: 77.1%
直近3ヶ月以内に、一般的に複数人で行くことが多い場所や活動を「ひとりで楽しんだことがある」と回答したZ世代は41.1%に上りました。Y世代の37.7%やX世代の22.9%と比較しても高い割合であり、Z世代が「ソロ活」に対して積極的であることがわかります。
