1.1 なぜ「日本のお金持ち」は年々増え続けている?
株式会社野村総合研究所の資料によれば、2021年から2023年の間に、富裕層と超富裕層が保有する純金融資産は大きく増加しています。
富裕層では29.0%増(259兆円→334兆円)、超富裕層でも28.6%増(105兆円→135兆円)となり、両者を合計した総額も28.8%(364兆円→469兆円)拡大しました。
さらに、富裕層・超富裕層が持つ純金融資産の規模は、世帯数の推移と同じく、2013年以降増加傾向が続いています。
過去約10年間にわたり世帯数や資産総額が拡大してきた背景には、株式や投資信託といった金融資産の値上がりが大きく関与しており、これらのリスク資産を多く持っていた世帯ほど、価格上昇の恩恵を受けて資産が増加したのでしょう。
さらに、富裕層や超富裕層の人数が増えている要因として、相続を通じてまとまった資産を受け継ぎ、そのまま富裕層に移行する人が増えていることも一因とみられます。
なお、近年では「気づけば富裕層に到達していた世帯」や「共働きによって資産を積み上げ、富裕層となった世帯」も一定数存在しています。
著者
マネー編集部ウェルスマネジメント班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験がある編集者が中心となり、金融庁や一般社団法人投資信託協会など官公庁等の公開情報等をもとにわかりやすい記事の情報発信を行っています。
マネー編集部ウェルスマネジメント班に所属する編集者は野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵などの資産運用アドバイザー経験者等で構成されており、各々がFPとして若年層から富裕層までの相談経験をもつ。トップセールスで多数の表彰歴を持つ編集者など、表彰歴多数の編集者も複数在籍。株式や投資信託などを用いた豊富な資産運用、資産形成、老後資金のアドバイスなどの経験と知識を保有し、読者に正確な記事を届けています。
一種外務員資格(証券外務員一種)、CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年7月8日)