12月15日(月曜日)は、年内最後の公的年金の支給日。年末年始の「軍資金」が振り込まれるこの日が待ち遠しい、そんなシニア世代のみなさんも多いでしょう。
さて、老後の生活を支える公的な手当や給付金の類には、年金本体と同じく「申請しなければもらえない」ものが多くあります。
例えば、老齢年金に上乗せされる「加給年金」や「年金生活者支援給付金」、働くシニア向けの「再就職手当」や「高年齢雇用継続給付」など、受給資格があっても手続きが必要です。
申請期限や要件をしっかり確認し、本来受け取れるはずの支援を逃さないようにしましょう。シニア世代が知っておきたい「申請必須」の給付金・手当について詳しく解説します。
※LIMOでは、個別の相談・お問い合わせにはお答えできません。
1. 【老齢年金だけじゃない】申請しないともらえないお金は結構多い!
公的年金(老齢・障害・遺族年金)は、生活を支える重要な制度ですが、受給資格を満たしても自動的に支払いが始まるわけではありません。
年金を受け取るには、「年金請求書」を提出して手続きを行う必要があります。
国や自治体が実施する「手当」「給付金」「補助金」も、受給には申請が欠かせません。
申請期限を過ぎたり、必要書類が不足していたりすると、本来受け取れるはずの金額が減ったり、支給自体が受けられなくなる可能性があります。
こうした公的支援を確実に利用するためには、自分がどの制度の対象になるのかを把握し、必要な手続きを漏れなく行うことが重要です。
