彼女ともう1人は現在ヨガ教室に通っています。また、もう1人は「趣味で歌の教室に通っている。カラオケがストレス発散だったので、もっとうまく歌えるようになりたいと思った」と話してくれました。
残る1人もジムに通っており、「夕方と休日だけの通い放題プランを選択中。仕事帰りに軽く運動してリフレッシュするときもあるし、休日にはしっかり筋肉をつける目的で通っている」とのこと。
習い事をしている人の多さは驚きですが、彼女たちの周りもそんな感じだそう。月平均1.5~2万円ほどで習い事に通っており、時には大学の授業に顔を出したり、都内で行われるセミナーに顔を出したり、自己研鑽には力を抜かないようです。
少し話は逸れますが、自己研鑽という意味では「金融機関で働く場合、さまざまな資格を取らなくてはならず常に勉強している」というコメントも。聞いてみると専門的な資格はもちろん、英語やIT系の資格を持っていると回答する人が多く、常に自分のスキルアップをしているのが印象的でした。
証券会社経験者は「投資」も
さらに金融OLらしさを感じたのは、「毎月投資をしている」という点。証券会社勤務の2人は「毎月何かしら投資をしている」と回答してくれました。
「職場でも当たり前になっているし、お客さんと話すときにもお客さんは私たちが投資をしていて当然というスタンスで話をしてくる。『あなたは何を買っているの?』と。もちろん具体的な株の銘柄や投資信託の名前は答えられないが、自分も投資していないとわからない話がある」とのこと。
確かに、お金のプロとして働いている以上、自分は投資をしていないけれど…という前提で人に投資を勧めるのもおかしな話かもしれません。実際にやってみないとわからないこともたくさんありますし、「市況を自分目線で見られる」という利点もある様子。投資額は毎月数万円からで、「これはもう少し買っておきたい」と思う株の銘柄があれば増額すると言っていました。
また、株主優待を楽しんでいると答えてくれた人も。ちなみに彼女らは皆ふるさと納税をしたということで、ちょうど確定申告の時期だったこともあり、その話で盛り上がっていましたね。4人とも、お金のプロとしてお客さんに説明をする立場ということもあって、しっかりとした知識を持って自分のお金をコントロールしていることがわかりました。
まとめ
いかがでしたか。お金のプロとして働く女性たちは自己研鑽や投資にもお金をかけており、着実にスキルアップと将来の資産作りに取り組んでいました。もしも身の回りに金融機関勤務の人がいれば、自分の資産作りのヒントを聞いてみるといいかもしれませんね。
大塚 ちえ