2.4 【厚生年金】年代別の平均受給額≪60歳代≫
- 60歳:9万6492円
- 61歳:10万317円
- 62歳:6万3244円
- 63歳:6万5313円
- 64歳:8万1700円
- 65歳:14万5876円
- 66歳:14万8285円
- 67歳:14万9205円
- 68歳:14万7862円
- 69歳:14万5960円
60歳代は受給開始の直後で、働いていた期間や収入の差が大きく反映されるため、年金額にばらつきがみられます。
65歳を迎えると厚生年金の本格的な受給が始まり、平均額が大きく上昇するのが特徴です。
また、現役として働きながら受給するケースもあります。
収入が一定以上になると年金が一部調整される「在職老齢年金」の対象になり、受給額が変わる場合があります。
2.5 【厚生年金】年代別の平均受給額≪70歳代≫
- 70歳:14万4773円
- 71歳:14万3521円
- 72歳:14万2248円
- 73歳:14万4251円
- 74歳:14万7684円
- 75歳:14万7455円
- 76歳:14万7152円
- 77歳:14万7070円
- 78歳:14万9232円
- 79歳:14万9883円
70歳代は厚生年金の受給が安定している世代で、金額は60歳代後半とほぼ同水準を維持しています。
年金額が比較的高く、生活の主な柱として機能しやすい時期です。
外見上は横ばいに見えますが、生活費や医療費の増加により、実質的な負担感が少しずつ大きくなる世代でもあります。
2.6 【厚生年金】年代別の平均受給額≪80歳代≫
- 80歳:15万1580円
- 81歳:15万3834円
- 82歳:15万6103円
- 83歳:15万8631円
- 84歳:16万59円
- 85歳:16万1684円
- 86歳:16万1870円
- 87歳:16万2514円
- 88歳:16万3198円
- 89歳:16万2841円
80歳代は厚生年金が生活の中心となる世代で、国民年金のみの世代よりも生活の安定度が比較的高くなります。
一方、医療・介護の支出が増え、「年金額は高いが支出も多い」といった生活バランスの変化が出やすい時期です。
次の章では、国民年金と厚生年金の全体と男女別の平均年金月額の違いを紹介します。


