就職活動をしている大学生、大学院生にとっての人気就職先でよく出てくるのは、総合商社、メガバンク、コンサルティング会社というのはよく知られているのではないでしょうか。ところが、そうした産業の会社以外にも、大学生の間では人気はあるが、なかなか採用されない、いわゆる「狭き門」の会社はいくつかあります。今回は日本が誇る名門大学である京都大学を卒業した学生がそういった超難関企業にどの学部や研究科からどの程度の人数が入社しているのかを見ていきましょう。

本当に入るのが難しい会社とは

人気就職先の中には、たとえば、メガバンクはそもそもの採用人数が多いということもあり、結果として人気就職先という位置づけとなっているということもあるでしょう。

ところが、学生の話を聞くと、同じ金融であっても、「(米投資銀行の)ゴールドマン・サックスを希望していたものの、最終的にインタビューで落ちてしまったのでやむなくメガバンクに就職した」とか、「グーグルに入社したがったけれども、落ちてしまったので日本のネット企業に入社した」という話はあります。