無印良品のファミリーマートから撤退で見える背景

海外売上高は増加傾向にあります。国内事業と海外事業の売上の差はあるものの、海外での店舗数の増加傾向が今後も継続すれば、いずれ国内と海外の売上高の逆転が生じるタイミングの到来も予想されます。

既に店舗数は海外店が国内より多く、売上も全体の約4割が海外向けという状況は多くの方の持つ無印良品のイメージとは異なるのではないでしょうか。

ユニクロの海外展開及び国際化は広く知られていますが、無印良品のグローバル化も日本人が想像する以上に進んでいるといえるのではないでしょうか。

グローバル化をすすめる良品計画

店舗数では既に海外店が国内店を上回っている無印良品にとって、今後はこれまで以上に国内での販路よりも海外での成長余地を模索することが全社の成長に欠かせないともいえます。同じリソースがあれば海外に経営資源は投入したい、というのが案外本音なのかもしれません。

中国を皮切りにホテル事業の展開を計画するなど、新たな取り組みも始めている無印良品。今後の事業展開も注目されます。

【参考文献】

市場 夏知

参考記事

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岡山大学法学部卒。大手証券グループ投資会社を経て独立。株式市場や為替市場分析を得意とするが、為替市場の相対的な値動きに魅了され、現在は主にFXトレードを手掛けている。投資会社での勤務時に培った分析力とレポーティング力を活かし、ライター業にも携わり複数媒体にも寄稿中。金融や企業分析を始めビジネス系のライティングを得意とするが、登山や食べ歩きが趣味でグルメ記事等の柔らか系の記事も執筆している。