5. 老後生活を具体的にシミュレーションしよう!

本記事で紹介した通り、50歳代からでも老後への備えは決して遅くありません。とはいえ、余裕があるわけではないため、今から老後をシミュレーションして計画的に動くことが重要です。

まずは、老後にいくら年金が受け取れるのか把握しましょう。厚生年金は現役時代の平均年収と勤務期間によって、受給額が異なります。以下の条件で、平均年収別にもらえる年金額(国民年金+厚生年金)を確認してみましょう。

  • 1973年生まれ
  • 23歳から65歳到達まで会社員として勤務
  • 65歳から年金受取を開始

シミュレーションの結果は以下のとおりです。

シミュレーションの結果3/3

シミュレーションの結果

出所:厚生労働省「公的年金シミュレーター」を基に筆者作成

5.1 平均年収ごとの目安年金受給額(額面)

現役時代の平均年収:年金受給額の目安(額面)

  • 200万円:10万8333円
  • 300万円:12万7500円
  • 400万円:14万6666円
  • 500万円:16万6666円
  • 600万円:18万6666円
  • 700万円:20万2500円
  • 800万円:21万8333円
  • 900万円:24万円

平均年収400万円の人と800万円の人とでは、受給額に月7万円以上の差があります。

年収800万円の人は月21万8333円もらえるため年金だけで暮らせる可能性がありますが、年収400万円の人が年金だけで暮らすのは一般的に難しいです。そのため、老後に向けた貯蓄や資産形成が必要となります。

日本年金機構の「ねんきんネット」を使えば簡単に年金受給額をシミュレーションできるので、ぜひ利用してみてください。年金受給額を知ることで老後に必要な貯蓄額を把握し、それに向けた対策を今から始めてみてください。

参考資料

苛原 寛