では、年収1000万円を現実化するにはどうすればいいのでしょうか。給料が高い企業を分析すると、以下のような特徴があります。
規制業種
高給を得るチャンスが掴みやすい企業である、銀行や証券、保険、放送業界を見てみましょう。これらの業界の多くは規制業種。監督官庁による免許や許可がないと、事業を始めることができません。そのため、新規参入が多い業界よりも競争率は低いと考えられます。
ビジネスモデルが群を抜いている
規制業種ではなくても、給料が高い企業は存在します。例えば、収益力が高いキーエンス。強いビジネスモデルをもっていれば、継続的に収益を生み出せるのです。
市場シェアが大きい
市場の大部分を大手数社が占めている場合、企業のマネジメントや人員配置がしやすく、事業基盤をしっかり築くことができます。生産性が向上し、収益を出しやすくなるため、そのぶん給与も高くなるでしょう。
まとめ
「ネット負債」を考慮すると、貯金が1000万円あっても裕福と断言することはできません。「それなら、年収を増やして貯金もしよう」という場合は、給料の高い企業を狙うのも選択のひとつ。市場の状況や企業の強みをチェックし、年収アップを目指すのもいいかもしれませんね。
LIMO編集部