激安「業務スーパー」が絶好調なワケ

「商品戦略につきましては引き続き顧客ニーズに対応したPB商品の開発に注力しており、国内グループ工場や自社輸入商品の増強を図り、他社にはない商品の開発を進めております。これらの取り組みが、業務スーパーの認知度の向上や新規顧客の獲得に繋がったものと考えております。」

同社の強みは、FCを含めた店舗数の拡大と、自社商品の企画力とその製造を自社工場でできる展開にあるようです。やや専門的な言い方をすれば、各プロセスを一気通貫した垂直統合型モデルにあるといえます。

神戸物産は業務スーパーだけではない

神戸物産は「業務スーパー」以外にも事業展開を行っています。具体的には、「神戸クック事業」、「クックイノベンチャー事業」、「エコ再生エネルギー事業」などがあります。

クックイノベンチャー事業などはQ1決算が減益となっていますが、神戸クック事業、エコ再生エネルギー事業などの増収により、全体は増収増益となっているのは先にみたとおりです。

神戸物産の株価は年初来高値を更新して、過去1年で見れば右肩上がり。今後も業務スーパーから目が離せません。

青山 諭志

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。Twitter:SatooshiX