高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。
そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そして株式会社帝国データバンク公表した2025年に公表した「福利厚生に関する企業の実態についてアンケート調査」結果の一部を紹介します。
まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している奨学金の中から「2025年11月12月締め切り」の給付型奨学金2事業をご紹介していきます。
※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが3日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。
1. 【返済不要の奨学金・12月締め切り】一般財団法人荒井芳男記念財団 「一般財団法人荒井芳男記念財団 2026年度奨学金」
一般財団法人荒井芳男記念財団は、科学技術分野の研究に携わる研究者を支援することにより、広く科学技術の振興と進歩を図り、もって持続可能な社会の実現に寄与することを目的としています。
1.1 【返済不要の奨学金・12月締め切り】一般財団法人荒井芳男記念財団 「一般財団法人荒井芳男記念財団 2026年度奨学金」
【対象の課程】大学
【応募者の地域条件】地域の制限なし
【奨学金の種類】ー
【申込み期間】2025年10月15日(水)~12月19日(金)当日消印有効
【支給人数】35名程度(昨年度実績30名)
【支給金額/人】1名あたり 20万円とし、給付型(返済不要)とします
【支給期間】1回限り
【成績制限】ー
【所得制限】ー
【修学支援制度との併用】ー
【他の給付型との併用】可能(他の奨学金等との併用についての制限はありません)
【専攻分野】機械系、工学系、化学系、電気系
【専攻分野の詳細】ー
【資格・条件】奨学金への応募ができる方は、以下の項目すべてに該当する方となります。また、他の奨学金等との併用についての制限はありません。
1)2025年4月1日現在において、日本の4年制大学の1年生以上に在籍する大学生である者(現時点で大学院生は除く)2026年4月1日から大学院へ進学される方は基本的にご応募いただけません。一方応募人数にもよりますが、低所得者の救済措置として応募を許可する場合もあります。その際は「事前審査表」と「合格通知書」を提出して頂きます。2026 年4月1日から就職される場合はご応募出来ませんので予めご留意下さい。
2)学部、学科は機械系、工学系、化学系、電気系である者(生命化学、生物科学、薬学等除く)
3)2025年4月1日現在、23歳以下である者
4)2025年4月1日現在、日本国籍または日本の永住権を有する者
5)最短修業年限にて卒業の見込みがある者
6)過去に当財団の奨学金または研究助成金を受給していない者(支給は一度限り)
7)当財団の奨学生ではない者
8)学業優秀であり、品行方正である者
9)経済的支援を必要とする者(両親不在、母子家庭、他経済的な理由により学費の支弁が困難である世帯等)
10)当財団が定める報告書を期日までに提出できる者
【募集団体】一般財団法人荒井芳男記念財団
