1.2 【二人以上世帯】40歳代~70歳代における平均貯蓄額の平均値と中央値
40歳代から70歳代の二人以上世帯で、平均貯蓄額の平均値と中央値を比較してみましょう。
平均・中央値
- 40歳代:944万円・250万円
- 50歳代:1168万円・250万円
- 60歳代:2033万円・650万円
- 70歳代:1923万円・800万円
60歳代の平均値が高いのは、退職金など一時的な資産が考えられます。一方、中央値を見てみると、どの年代も1000万円を下回っています。老後資金を準備することの難しさが現れている数値だと言えるでしょう。
1999年以降、日本では超低金利時代が続いていることが、老後資金の準備を圧迫している要因の一つと考えられます。私たちには、計画的な投資や貯蓄方法を活用しながら、老後の資産形成が求められているでしょう。
