「とりあえずコンビニ」思考

24時間いつでも利用できるコンビニ。便利だからと、必要なものがあればすぐにコンビニを利用していませんか?

同じような商品がスーパーやドラッグストアで低価格で販売されていたり、100均の商品で代用できたりといったケースも多く存在します。また、たまたま目についたお菓子をつい買ってしまうことも。

割高なものや本来必要のないものを買ってしまうことによって、余計な出費がどんどん膨らんでいきます。仕事帰りにふらっとコンビニに立ち寄る習慣がついている方は、できるだけ使用頻度を抑えておきましょう。

外食中心の生活

人件費や場所代が発生する外食と比べると、自炊をするほうが圧倒的に経済的です。最近では、人手不足や賃金の高騰に伴い、外食産業全体で値上がりの傾向も見られます。

また、職場にお弁当を持参すれば、毎日のランチ代も節約可能に。いつも自販機やコンビニでコーヒーを購入している方は、朝の時間を利用してコーヒーを水筒に入れておくのもいいでしょう。毎日の積み重ねを考えると、食費の見直しは大きなコストカットに繋がります。

必要性のない有料サービスを利用

「毎回購入するよりはお得だから」と、新聞や雑誌の定期購読を続けてはいませんか?それほど利用していないにも関わらず、ついそのまま購入し続けているケースも少なくありません。

現在では、多くの情報を無料で手に入れることが可能です。たとえば、NHKのサイトでのニュースをチェックしたり、ネット証券のサイトで経済の状況を把握したりと、無料で幅広い情報を集められます。

通帳やクレジットカードの明細を再確認し、不要だと感じたものは解約を検討しましょう。

節税をしていない

手取りの収入をアップさせることも、重要な節約の1つ。毎月支払う税金を抑えるだけで、手元に残るお金を増やすことができます。

生命保険などには、一定額の所得控除を得られるメリットがあります。また、少額非課税投資制度のNISA(ニーサ)や、確定拠出年金のiDeCo(イデコ)といった、資産形成とともに非課税枠を活用できる制度も。投資をしている方は、ぜひ活用しておきましょう。

まとめ

「知るぽると」の「家計の金融行動に関する世論調査」[単身世帯調査](2018年)によれば、金融資産を保有する世帯の金融資産の平均値は1234万円。そのうち預貯金は515万円という結果でした。

長い年月を経て貯めた預貯金が515万円という現状から、「1年で100万円貯金」がハイペースであることがうかがえます。決して簡単な目標ではないことを意識しつつ、スケジュールに沿って貯金を進めていきましょう

LIMO編集部