公的な年金や給付金は、老後の生活を支える大切なセーフティーネットですが、「申請しないともらえない」ものが多数あります。
老齢年金に上乗せされる「加給年金」や「年金生活者支援給付金」、働くシニアを応援する「再就職手当」や「高年齢雇用継続給付」など、受給資格があっても手続きをしなければ受け取れません。
申請期限や要件をしっかり理解し、本来受け取れるはずの支援を確実に活用するためにも、シニア世代が知っておきたい申請必須の給付金・手当について解説します。
※LIMOでは、個別の相談・お問い合わせにはお答えできません。
1. 申請しないと振り込まれない「公的なお金」は意外に多い
公的年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)は、私たちの暮らしを支える大切なセーフティーネットです。
ただし、支給要件を満たしたら自動的に振り込まれるわけはありません。年金を受け取るためには「年金請求書」を提出して請求手続きをおこなう必要があります。
国や自治体による「手当」「給付金」「補助金」などの多くもまた、受け取るためには申請手続きが必要です。
申請期限や添付書類などのルールを守れなかった場合、本来受け取れるはずのお金が減額されたり、受け取れなくなってしまったりする可能性もあります。
公的な支援制度を必要に応じて確実に活用するためには、自分がどのような支援内容の対象となるかを理解し、手続きをしっかりおこなうことが大切です。
