10月15日は、年金支給日でした。ただし、人によって振り込まれた金額は異なります。中には、ひとりで40万円以上もらった人もいます。
では、人による受給額の差はどのくらいあるのでしょうか。本記事では、次回の年金支給日となる12月15日に「厚生年金＋国民年金」をひとりで40万円（月額20万円）以上もらえる人の割合を紹介します。
2カ月に1度の支給日に「40万円の年金をもらう人」の現役時代の平均年収の目安も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 年金は「国民年金」と「厚生年金」の2種類！
日本の公的年金は、「国民年金」と「厚生年金」の2種類があります。
国民年金は年金保険料の未納期間がなければ、原則誰でも満額受け取れる年金です。
一方で、厚生年金は会社員や公務員などの経験がある人のみが受け取れる年金となっています。
そのため、会社員や公務員などの経験がない自営業者や専業主婦（主夫）は厚生年金をもらえず、受け取れる年金は国民年金のみです。
