4. 神戸物産の株主優待は業スーで使える「Gyomuca(ギョムカ)カード」

神戸物産の株主優待は、業務スーパーで使えるプリペイドカード「Gyomuca(ギョムカ)カード」です。

Gyomucaは全国594店舗(2025年10月時点)で取り扱い可能です。

4.1 神戸物産の株主優待(Gyomucaカード) 優待額詳細

保有株式数と継続保有年数に応じて、贈呈されるGyomucaカードの額面が変わります。

【100株以上 1,000株未満 保有】

  • 継続保有 3年未満: 1,000円分
  • 継続保有 3年以上: 3,000円分

【1,000株以上 2,000株未満 保有】

  • 継続保有 3年未満: 10,000円分
  • 継続保有 3年以上: 15,000円分

【2,000株以上 保有】

  • 継続保有 3年未満: 15,000円分
  • 継続保有 3年以上: 20,000円分

「継続保有年数3年以上」の定義は、期末日(10月31日)および中間期末日の株主名簿に、同一の株主番号で連続7回以上記載または記録されることとなっています。

希望する株主にはGyomucaカードを額面相当のVJAギフトカードか、同社グループ商品の詰め合わせと引き換え可能です。

なお、株主優待をもらえる基準日は毎年10月31日です。

4.2 2025年の権利確定日は10月29日(水)

日本の株式市場には、「株の受け渡しは、売買が成立(約定)した日の2営業日後」というルールがあります。

このため、10月31日(金)に株主名簿に載るためには、その2営業日前にあたる10月29日(水)までに購入を完了させる必要があります。

  • 10月29日(水):権利付最終日→(この日までに株を購入(約定)する)
  • 10月30日(木):(1営業日後)
  • 10月31日(金):権利確定日 & 受渡日(2営業日後)→株の受け渡しが完了し、株主名簿に記載される

上記のステップを踏んだのち優待権利が確定します。

権利付最終日の翌営業日である10月30日(木)は「権利落ち日」と呼ばれます。

この日に株を購入しても、受け渡しが権利確定日に間に合わないため、今回の株主優待を受け取ることはできません。

5. まとめにかえて

今回は神戸物産の株式のリターンや株価騰落、株主優待について振り返りました。

保有する銘柄、投資を検討している銘柄の旨味や魅力は、タイミングや状況によって変わります。

気になる銘柄があれば、今回振り返ったような基礎情報を自分で調べてみることをおすすめします。

ファイナンス部卸売班