投資信託の種類

投資信託と一口に言っても、さまざまな種類があります。

投資信託の投資先による分類をみてみましょう。

投資対象資産による分類

投資信託は、集めた資金を株式、債券、不動産などの資産に投資することでリターンを得ます。

出所:LIMO編集部作成

その際、どの資産に投資するかによって得られるリターンやリスクが変わってきます。

<株式>

株式は債券より値動きが激しい傾向があります。

比較的大きな値上がり益を狙うことができますが、リスクもその分大きくなります。

<債券>

株式に比べて、債券の値動きは安定的です。

発行元が破綻しない限り、満期まで保有すれば元金と利息が得られます。

<不動産(リート)>

不動産に投資して、賃料収入や売却益を投資家に分配する仕組みです。

株式同様にリターンを追求できますが、債券よりもリスクが高くなる傾向があります。

<コモディティ(商品)>

金や原油、穀物などのコモディティ(商品)に投資をします。

株式などとは異なる値動きを示す傾向があります。

<バランス型(資産複合)>

さまざまな資産を組み合わせて投資します。

単一の資産に投資するよりもリスクが分散できます。