40歳代・50歳代は将来への不安を感じる人が多い
非正規雇用の人などが多いため、40歳代・50歳代の人では将来に不安を感じる人の割合が高くなっています。
内閣府の「男女共同参画局」が、1975年から1984年までに生まれた人を「就職氷河期コア世代」として行った調査結果は次の通りです。
今後、積極的に結婚したいと思わない理由が、「結婚生活を送る経済力がない・仕事が不安定だから」としている割合(世代別)や、将来に対する不安の理由が「高齢になっても年金受給が不透明・見通しが立たない」としている割合は、就職氷河期世代で多い結果となっています。
執筆者
同志社大学法学部卒業後、生命保険会社に25年勤務しFPとして生命保険・損害保険・個人年金保険販売を行う。保有資格は社会保険労務士と2級FP技能士。2017年4月に西岡社会保険労務士事務所を開設し、労働保険・社会保険を中心に労務全般について企業サポートを行うとともに、日本年金機構の年金事務所で相談員を兼務。具体的には年金請求の受付や、老齢年金の繰下げなど年金受給に関する相談を担当する。得意分野は、人事・労務、金融全般、生命保険、公的年金など。
「ひと」が抱えるさまざまなリスクに有効な制度や金融商品を、社会保険労務士とFPの立場から紹介します。(2023年11月20日更新)