年収600万円の人がもらえる年金はどのくらい?

年収600万円の人が将来受給できる年金額を厚生労働省「公的年金シミュレーター」を利用して試算してみました。

  • 1966年8月9日生まれ
  • 会社員・公務員(厚生年金)
  • 22歳から59歳
  • 現役時代の平均年収600万円

上記の条件でシミュレーションした結果、受け取れる年金は年間195万円です。月額にすると、16万円程度になるでしょう。

この金額に、妻の年金(専業主婦の妻は月額約6万5000円の老齢基礎年金を受け取れる)を合算した金額が夫婦の老後の生活費のベースになります。

また、妻が働いている家庭の場合は妻の就業年数や年収などによって受け取れる年金額は異なります。

参考までに厚生労働省年金局「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業年報」によると、女性の年金受給額の平均は国民年金で5万6252円、厚生年金は14万4366円(国民年金部分を含む)です。

ただし上記は試算であり、年収は生涯にわたり変化している点も考えておきたいところです。詳しくはねんきん定期便やねんきんネットを利用して、ご自身の受給予定額を確認しましょう。