厚生年金のモデル夫婦は「会社員の夫と専業主婦の妻」の組み合わせ
高度経済成長期には当たり前であった、「会社員の夫と専業主婦の妻」という夫婦の組み合わせ。
日本年金機構によれば、厚生年金の平均月額もこの夫婦の組み合わせで令和4年度は21万9593円と紹介されています。
当時の男性の仕事量を考えれば、女性が家事育児に専念しなければ家庭がまわらないという点は大きかったでしょう。
ただ時代は変わり、働き方改革や日本経済の低迷もあり、今は夫婦共働きが普通の時代です。
少数派となると、それまで当たり前だったことにも疑問を感じたり、また周囲から指摘されたりしやすくもなるもの。
当たり前だと思っていた「専業主婦」に対しても、今はさまざまな声が集まるようになりました。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。