フリーランスの7割がミドル層とシニア層に
フリーランスが注目されるようになったのは比較的最近です。そうしたことからも、若年層の間で特に注目されており、フリーランスを目指す20~30歳代が年々増えています。
しかし、内閣官房日本経済再生総合事務局が2020年に公表した「フリーランス実態調査結果」によると、フリーランスの年齢構成で最も多い年齢が60歳以上で30%という結果でした。
上記円グラフで40歳以上のミドル・シニア層が全体の7割以上を占めています。一方、20代と30代は全体の3割未満です。
執筆者
学習院女子大学(国際交流学部・国際コミュニケーション学科卒)卒業。学部3年次にワシントンD.C.に所在する政府機関に訪問し、国際社会における日本の在り方について考えた。大学在籍中にファイナンシャルプランナー3級を取得。その後、都内大学院に進学し、19世紀アメリカにおけるライフスタイル、女性の生き方、女子教育・個人主義などについて研究。これらの知見を活かし、教育にかかる費用や貯蓄、公的年金制度などの金融&ライフをテーマとした記事を中心に執筆している。時代とともに変化する女性の進学・就職・キャリアの動向や、近年増加傾向にある「おひとりさま」の生き方を官公庁の統計データ等から紐解き、現代社会と絡めて考えていくスタイルの記事を得意とする。(2024年3月11日 更新)