医療保険とは?自分の保障内容の確認方法
民間の医療保険とは、病気やケガで入院・手術をした際に、契約時に定めた給付金が受け取れる保険のことです。
生命保険文化センターの「令和元年度 生活保障に関する調査」によると、疾病入院給付金が支払われる生命保険の加入率は73.1%。
死亡保険が63.1%なので、それよりも多くの方が医療保険に加入していることになります。
しかし全員が自分の保障内容をしっかり把握できているわけではなく、中には新社会人になったタイミングで勧誘を受け、内容をあまり理解しないまま加入しっぱなし…という方も。
一昔前の保険は「入院して5日目から給付金がおりる」など一定期間入院してから支払われるタイプが主流でしたが、最近の保険は1日目から支払われる商品がほとんどです。
保障内容は必ず保険証券に記載されているので、「どのような場合、いつから、1日あたりいくら受け取れるのか」を確認しましょう。
不明な点は保険会社や保険代理店の担当者、コールセンターに聞くのが確実です。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年5月29日更新)