3. 思わず自慢したくなる団地暮らしの〈玄関〉アイデアをチェック
3.1 【アイデア 1】鏡を飾って玄関に奥行きを出す
鏡を置くと、対面にある壁や床が反射して鏡に映ります。
そのため、奥行きがあるように錯覚し、視覚的に部屋が広くなったように感じられるのです。
実際の空間の広さは変わりませんが、鏡を置くことで開放的な玄関を演出できます。
ただし、玄関が散らかっているとその状態も鏡に映し出されてしまいます。
ごちゃごちゃと散らかった状態が鏡に映ると散らかり具合が2倍になってしまうため、すっきりと広々とした空間に見せたいなら、玄関を常に綺麗な状態にすることが大切です。
また、鏡は室内の明かりや窓から入ってくる日光を反射して玄関を照らしてくれます。光が反射されるので、玄関をより明るくする効果も期待できます。
加えて、鏡は毎日家を出る前の身だしなみチェックとしても使うことが可能です。
玄関から自然光を取り込んで化粧ムラや厚塗りになっていないかの状態もチェックできます。
姿見であれば、コートを着用して靴を履いたトータルチェックができるので、姿見を玄関に置くのも良いでしょう。
玄関は人が出入りする場所です。鏡はこまめに綺麗にすることを心がけましょう。
玄関の鏡だけでなく、玄関全体を綺麗な状態に保つことで、清潔感のある空間を演出でき、いつでも気持ちよく外出できます。
3.2 【アイデア 2】好きなアートを飾ってときめきをプラス
アートが好きな方は、お気に入りのアートを玄関に飾ってみてはいかがでしょうか?
玄関にアートを飾ることで、空間がおしゃれにコーディネートされるだけでなく、毎日出かける前に眺めることで元気とときめきをもらえます。
アートは取り外ししやすいアイテムなので、季節ごとに模様替えするのも良いでしょう。
春には華やかな植物の絵を飾ったり、夏には海をモチーフにしたアートを選んだりと、季節や月毎に工夫して飾ることで、毎日のおでかけ前の楽しみになります。
玄関にアートを飾るときは、玄関の空間全体とのバランスを意識することが大切です。
大きなアートを飾ると、玄関に圧迫感が出てしまうため、30cm程度のサイズがおすすめです。
また、壁に飾るだけでなく靴箱や棚の上に立てかけて飾るのもお良いでしょう。
サイズの違う複数のアートを一緒に立てかければ、アトリエのようなインテリアも作れます。
アートを飾る際には次の点に注意してください。
1つ目は、紫外線による変色を防ぐために直射日光を避ける場所に置くこと。
2つ目は、湿気による変形・変質・退職を予防するために、除湿器を置くなどして湿気対策をすること。
この2点に注意し、玄関にアートを飾るようにしましょう。
3.3 【アイデア 3】玄関マットを敷く
玄関マットは、家の外から泥や砂・埃や花粉を持ち込まないようにするために敷くという目的がありますが、何より玄関マットを敷くことで玄関をおしゃれにすることができます。
自然光の入りにくい玄関に明るい色の玄関マットを置けば、暗い玄関の印象を変えられます。
玄関マットを選ぶ際には、いくつかポイントがあります。
1つ目は、お手入れしやすい玄関マットを選ぶこと。
玄関マットは外から入ってくる埃などで汚れてしまいやすいので、できるだけお手入れしやすいタイプのマットを選びましょう。
例えば、天然素材を使った玄関マットだと、調湿性・通気性・耐久性に優れています。
特に汚れに強いウール製は、泥水がついてもさっと拭き取ればシミにならないという特性があり、静電気も発生しにくく埃も寄せ付けにくいなどメリットが多いです。
玄関は人の出入りが多いので、汚れだけでなく摩擦や耐久性にも配慮して選びましょう。
2つ目は滑り止めのあるタイプを選ぶこと。
人の出入りによって玄関マットがずれてしまうことがあります。
滑り止めがあることで、ずれにくくなるので安心して使えます。
3つ目は、玄関のスペースに合うサイズを選ぶこと。
団地暮らしの玄関は、スペースが狭いことが多いです。
狭い玄関でもすっきりと置けるような大きさの玄関マットを選ぶようにしましょう。
団地暮らしの暗い玄関を、玄関マットで明るく彩ってみてくださいね。