本記事では東京メトロ(9023)の株価について解説します。
2025年10月23日時点における過去1年間の株価の推移や最高値など、今後の投資判断や株価分析に役立つ情報をお届けするので、参考にしてください。
※リターンなど%表記のものは小数第三位を四捨五入した結果を表示しています。
1. 2025年10月23日の東京メトロの株価は1612円
2024年10月23日に東京メトロが東証プライムに上場してから、ちょうど1年が経ちました。
2025年10月23日時点、東京メトロの株価(調整後終値)は1612円となっています。
上場初日の(2024年10月23日)の株価終値は1739円でした。
仮に、2024年10月23日時点で東京メトロの株を取得(終値ベース)していた場合、リターンは▲7.3%となります。
なお、東京メトロの公開価格は1200円で、新規上場の初値は公開価格を36%上回る1630円でした。
公開価格で取得していた場合のリターンは+34.3%、初値では▲1.1%となります。
※株式分割が実施された場合は、分割前の株価についても遡及して分割後の調整値を採用しています
※リターン計算において配当、株主優待は考慮していません
2. 東京メトロの1年間の株価推移【2025年10月23日時点】
東京メトロの株価の過去1年間の動きをみていきましょう。
大型IPOとして注目を集めた同社は上場初日こそ大きく上昇しましたが、翌日、翌々日と続落し、1600円近辺に値下がりました。その後は1600~1700円台でもみ合い、昨年11月下旬には一時1800円台に上昇する場面もありました。
その後は緩やかに下がり続け、同12月下旬には1500円台に値を切り下げました。しかし年末年始に8日続伸するなど堅調な動きを取り戻し、3月ごろまでは1700~1800円台で推移しました。3月下旬に大きく下げる局面があったものの、4月7日に米国の関税措置への警戒感から日経平均株価が2600円以上下落するなどしたなかで、ディフェンシブ銘柄として見直す動きとなり、4月中旬から下旬にかけて株価は大きく躍進。4月23日には2125円の上場来高値をつけました。
4月28日に発表した2025年3月期の連結決算は増収増益・2026年3月期の年間配当も2円増配という内容でしたが、この後に冴えない動きとなり、7月ごろまで緩やかに下落し続け1600円台で長くもみ合いました。8~9月に1700円台を回復しましたが、優待の権利が確定する9月末が過ぎると権利落ちなどの売りが続き、足元は1600円台前半で推移しています。
※株価チャートは配信先によっては表示されていない可能性があるため、ご覧になりたい場合はLIMOにて記事をご参照ください。
過去1年間における株価(終値ベース)の最高価格と最低価格は次のようになりました。
- 最高価格:2118円
- 最低価格:1538円
仮に最低価格および最高価格で売買できた場合、過去1年間で実現できた最高リターンは+37.71%です。