欠陥や不具合のあった商品に対して事業者が実施する措置を集約した「リコール情報サイト」。消費者庁が運営するもので、日々さまざまなカテゴリーのリコール情報が更新されています。
今回は「自動車・バイク」カテゴリーの中から、2025年10月17日に公表されたメルセデス・ベンツのリコールを取り上げます。
1. 【自動車・バイクのリコール情報】メルセデス・ベンツ 12車種
1.1 対象車種
- 「C200 ステーションワゴン」
- 「C220d ステーションワゴン」
- 「GLC220d 4MATIC」
- 「GLC350e 4MATIC」
- 「メルセデスAMG GLC43 4MATIC」
- 「メルセデスAMG GLC63S E パフォーマンス」
- 「GLC220d 4MATIC クーペ」
- 「GLC350e 4MATIC クーペ」
- 「メルセデスAMG GLC43 4MATIC クーペ」
- 「メルセデスAMG GLC63S E パフォーマンスクーペ」
- 「EQE350+」
- 「メルセデスAMG EQE53 4MATIC+」
1.2 輸入期間の範囲
- 平成30年4月21日~令和4年9月5日
1.3 対象台数
- 6157台
1.4 不具合の部位
- 原動機(エンジンコントロールユニット)
1.5 対応方法
- 全車両、エンジンコントロールユニットの制御プログラムを対策された制御プログラムに書き換える
1.6 対応開始日
- 2025年10月17日
1.7 連絡先
- メルセデス・ベンツ日本合同会社
不具合の部位は、操舵装置(ステアリングカップリング)です。
ステアリングカップリングにおいて、製造管理が不適切なため、ステアリングカップリングを固定するボルトが適切に締め付けられていない可能性があるとのこと。当該ボルトが緩み脱落することでステアリングホイールとステアリングギアの機械的結合が外れ、最悪の場合、操舵できなくなる恐れがあります。