オリンパスが再び昨年来高値更新! 日経平均株価は反発

【東京株式市場】 2019年3月1日

株式市場の振り返り-日経平均株価は反発、米朝首脳会談不調の影響は続かず

2019年3月1日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,602円(+217円、+1.0%) 反発
  • TOPIX 1,615.7(+8.0、+0.5%) 反発
  • 東証マザーズ株価指数 928.9(+10.7、+1.2%) 反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,180、値下がり銘柄数:859、変わらず:91
  • 値上がり業種数:26、値下がり業種数:7
  • 昨年来高値更新銘柄数:17、昨年来安値更新銘柄数:3

東証1部の出来高は11億4,848万株、売買代金は2兆623億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。米朝首脳会談が事実上の決裂に終わったことで、次の手掛かり材料を待つ動きが顕著となり、模様眺めムードに支配されました。売買代金はかろうじて2兆円を確保しましたが、低調な商いに終わったようです。

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そのような中、日経平均株価は円安進行等を好感し、終日プラス圏で推移しました。後場には一時+256円高まで上昇し、昨年12月14日以来の高値を付ける場面も見られました。最後はやや失速したものの、+200円超の上昇となる反発で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きで反発となりましたが、上昇率では日経平均株価を大きく下回りました。これは、日経平均株価を構成するような大型株への買いが圧倒的に優勢だったことを示唆しています。

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東証マザーズ株価指数は反発、売買代金は18日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は8,298万株、売買代金1,261億円となり、いずれも前日より減少しました。ただ、減少したとはいえ、医療バイオ関連株を中心に個人投資家の物色意欲回復は続いており、売買代金は18日連続で1,000億円超となりました。ただ、出来高は1億株を割り込んでいます。

また、一部の主力株に買い戻しが入ったこと等により、株価指数も反発して再び950ポイントをうかがう状態になりました。

オリンパスが再び昨年来高値を更新、ソニーなど主力ハイテク株が小安く推移

個別銘柄では、TDK(6762)やアドバンテスト(6857)が大幅高となり、同じハイテク株ではオリンパス(7733)が値を上げて再び昨年来高値を更新しました。

また、ファーストリテイリング(9983)、ファナック(6954)、ダイキン工業(6367)など株価指数への寄与度が高い銘柄も堅調に推移しています。

さらに、武田薬品工業(4502)やエーザイ(4523)など主力医薬品株が大きく値を上げ、1カ月前に株価暴落に見舞われた大日本住友製薬(4506)も+6%超高の急騰になりました。その他では、SGホールディングス(9143)が連日で昨年来高値更新となったことが目を引きました。

一方、主力ハイテク株に小安い銘柄が多く見られ、ソニー(6758)、三菱電機(6503)、パナソニック(6752)、キヤノン(7751)などが小幅下落で引けました。

また、新日鐵住金(5401)、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)など鉄鋼株が大きく売られ、クボタ(6326)など機械株の一角に対する売りも継続となっています。

新興市場(東証マザーズ)では、ブライトパス・バイオ(4594)が急騰し、ソレイジア・ファーマ(4597)やアンジェス(4563)など医療バイオ関連株の一角も値を上げました。また、メルカリ(4385)が続伸となり、ファイバーゲート(9450)は高値更新となっています。一方、MTG(7806)が下落して再び昨年来安値更新となったのが注目されました。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。