東京五輪のメインスタジアムとして、2019年に立て替えられた新国立競技場。2025年10月15日に株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)がネーミングライツ(命名権)を獲得し、新呼称が「MUFGスタジアム」になることが発表されました。

今回の記事では「MUFGスタジアム」に関する詳細や今後の展開、SNSで議論が白熱している略称問題などについて、紹介します。

「MUFGスタジアム」のイメージ

出所:株式会社ジャパンナショナルスタジアム・エンターテイメント

1. 【国立競技場に新呼称】MUFGスタジアムの呼称は2026年1月1日から

まずは、MUFGスタジアムについて、現時点で分かっていることをまとめます。

  • 新呼称: MUFGスタジアム
  • 英文表記:MUFG STADIUM
  • 略称: MUFG国立
  • 契約期間: 5年間(2026年1月1日~2030年12月31日)

少しややこしいですが、ナショナルスタジアムという性格上、正式名称は「国立競技場」のままになるとのこと。各競技団体などが定めたクリーンスタジアム規定及びそれに準拠するルールに基づいた運用が必要とされる場合は、正式呼称が使用されます。