明日からゴールデンウィーク。帰省などで久しぶりの友人に会うという方もいるのではないでしょうか。
久しぶりの友人と話していると仕事の話になる機会もあり、普段はあまり意識しないものの、世の中にはさまざまな業種や職種があることを感じる機会も増えます。
国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」では業種別の平均年収を公表していますが、こちらの資料では業種の数が14種類あります。
一方で、人生で経験できる業種はそう多くないもの。自身の希望や経験から業種を選ぶ人も多いと思いますが、仕事選びをするときの要素の一つとして、業種ごとの平均的な年収はどれくらい違うのでしょうか。データをもとにみていきましょう。
1. 日本の「平均年収は478万円」正社員・正社員以外ではいくら違う?
国税庁の最新データである「令和6年分 民間給与実態統計調査」によると、日本人の給与所得者の平均年収は478万円です。
国税庁の「令和5年分 民間統計実態統計調査」が発表された時点では、日本人の給与所得者の平均年収は460万円だったので、日本人の平均年収はやや増加していることがわかります。
以下で、正社員(正職員)と正社員以外の平均年収もチェックしてみましょう。
1.1 正社員(正職員)の平均年収は546万円
正社員(正職員)の平均年収は、546万円でした。
男女別にわけると以下のとおりとなります。
- 男性:609万円(前年比2.5%増)
- 女性:430万円(前年比4.1%増)
男性に限定すると、平均年収が600万円を超えていることがわかります。一方で、女性も平均年収は400万円を超え、前年比で4.1%増加しています。
1.2 正社員(正職員)以外の平均年収は206万円
正社員(正職員)以外の平均年収は、206万円でした。
男女別にわけると以下のとおりです。
- 男性:271万円(前年比1.0%増)
- 女性:174万円(前年比3.0%増)
女性は平均年収が200万円を下回っていますが、前年比では3ポイント増加しています。
2. 業種別の平均年収はいくらか。「電気・ガス・熱供給・水道業」が平均800万円超も業種による違いとは
ここからは、国税庁の「令和6年分 民間給与実態統計調査」を参考に、業種別の平均年収を見ていきましょう。
平均年収が最も高い業種は「電気・ガス・熱供給・水道業」で、802万円でした。
- 電気・ガス・熱供給・水道業:832万円
- 金融業・保険業:702万円
- 情報通信業:660万円
- 製造業:568万円
- 建設業:565万円
情報通信業までは平均年収が600万円を超えています。
また、最も平均年収が高い業種と低い業種では553万円の差があります。
仕事を選ぶ基準は年収だけではありませんが、業種ごとに平均年収に差があることを知っておくとよいでしょう。
3. キャリアプランを立てているのは半数程度
少し前の調査にはなりますが、エン・ジャパン株式会社が社会人4500人に聞いた「キャリアプラン」意識調査によると、実はキャリアプランを立てている人は回答者の半数程度(47%)でした。
さらに、キャリアプランを立てている理由は以下のとおりです。
- 叶えたい目標・夢を実現するため:45%
- より良いキャリアを実現するため:34%
- 経済の先行きに不安を感じるため:32%
同調査によれば、全体の8割以上(85%)が今後のキャリアに関して不安があると回答しています。
今回は業種による平均年収の違いを見てきましたが、業種はもちろん職種や会社規模などによって収入は変わります。
現代は60歳代でも働き続ける人が増えている時代。昔に比べれば長く仕事を続けるようになった分、人生における「仕事をする時間」も増えています。
長い目で見てキャリアプランを立てておくことで、理想のキャリアを歩めたり、経済的な不安を解消できたりする可能性もあるでしょう。
普段よりゆっくり時間をとりやすいゴールデンウィーク。今回は業種についてご紹介しましたが、他の側面でも仕事について調べ、ご自身のキャリアを考えてみてはいかがでしょうか。

