一昨日行われた自民党の総裁選で高市氏が当選し、積極的な財政政策への期待から日経平均株価が上昇。本日、2025年10月6日の日経平均株価は一時2000円以上値上がりしており、史上初の4万7000円台となっています。
個人投資家として株式の売買をおこなう人もいれば、積立投資の開始や積立金額の変更を考える人もいるでしょう。
積立投資であれば「高いときに少なく、安いときに多く」買うことができ、長期間積立をすることで購入単価を平準化できます。
毎月の積立金額については、収入が増えたり、家計収支に余裕ができたりした場合に増やされる方もいると思います。今回は月の積立額を増やしたら、年利3%で25年後いくらになるかをシミュレーションしていきます。
1. 新NISAとは
まず新NISAの年間投資枠などについて確認していきましょう。
1.1 新NISA「成長投資枠」
- 年間投資上限額:240万円
- 非課税保有期間:無期限
- 投資対象商品:上場株式・投資信託など
1.2 新NISA「つみたて投資枠」
- 年間投資上限額:120万円
- 非課税保有期間:無期限
- 投資対象商品:投資信託やETF
非課税保有限度額(総枠):1800万円(うち成長投資枠1200万円)※枠の再利用が可能
新NISAは成長投資枠とつみたて投資枠の2つで、併用が可能です。
年間投資上限額はつみたて投資枠で120万円。月にすると毎月10万円で年間120万円となります。
ちなみに成長投資枠は240万円です。
非課税保有限度額(総枠)は、1800万円(うち成長投資枠1200万円)です。非課税保有期間は無期限で枠の再利用も可能です。