3. カーリースのトラブルで寄せられている相談事例を紹介

それでは、ここからカーリースに関して、独立行政法人国民生活センターに寄せられた相談事例を紹介します。

まず多いのが、「契約期間内にカーリースの解約を申し出たら突然解約料を請求された」「カーリース契約満了後、残価を支払わないと車を受け取れないと言われた」といった契約に関する相談です。

国民生活センターは、契約書の内容をしっかり確認し不明点があれば必ず契約前に事業者に確認するようアドバイスしています。初期費用が安いからと、すぐに契約をすることは危険な行為だと認識しましょう。

また、「ローンと同じと言われ契約したが走行距離制限や中途解約料があるカーリース契約だった」「9年後、車が自分のものになると勧誘されカーリース契約をしたが実際は違った」という相談も挙がっています。

もともと、法人利用がメインだったカーリースは、契約内容がかなり複雑です。国民生活センターでも、カーリースの仕組みを理解して自身の利用方法に合っているかをよく検討するようにアドバイスしています。

いかがだったでしょうか?

ネットでも良く見る残クレと同じく、カーリースも気軽に車に乗れることで人気を集めています。一方で、契約が複雑なので、しっかり確認をすることが重要になりそうです。

これから車の購入を検討している人は、カーリースも含めて自分のライフプランにあった契約なのか検討するようにしましょう。