4. 【自動車・バイクのリコール情報】トライアンフ
- 対象車種:トライアンフ「デイトナ 660」
- 製作期間:令和6年1月12日~令和7年2月12日
- 対象台数:442台
- 不具合の部位:潤滑装置(エンジンオイル)
- 対応方法:全車両、エンジンオイルを追加し、オイルレベルゲージを対策品に交換する。エンジンを点検し、内部に損傷が発見された場合は、損傷状態に応じて交換する。また、取扱説明書の追補版を配布する
- 対応開始日:2023年9月29日
- 連絡先:トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社
原動機の使用環境などに対する検討が不十分とのことです。急減速を繰り返すことにより、エンジン内でエンジンオイルが前方に偏り、油圧が低下する可能性があります。エンジン内部の潤滑が不足し、最悪の場合、エンジンが破損し、走行不能となる恐れもあるため、所有者は必ずチェックしましょう。
5. 【自動車・バイクのリコール情報】所有者は必ず事業者に連絡を
リコール製品による重大事故は毎年発生していますが、消費者に認知されていないことも多いです。消費者庁によると、認知しても事業者に連絡しない消費者は約3割にのぼるとのことです。
重大事故を防ぐためにも、「リコール情報を知る(リコール情報メールサービスに登録する、所有者登録サービスに登録するなど)」「対象商品を所有している場合はすぐに事業者に連絡する」ということを心がけるとよいでしょう。
参考資料
大蔵 大輔