金融資産のレンジとともにその世帯比率をみていきましょう。

  • 3000万円以上:0%(全体に占める比率)
  • 2000万円以上3000万円未満:2.5%
  • 1500万円以上2000万円未満:2.5%
  • 1000万円以上1500万円未満:0%
  • 700万円以上1000万円未満:5.0%
  • 500万円以上700万円未満:15.0%
  • 400万円以上500万円未満:5.0%
  • 300万円以上400万円未満:15.0%
  • 200万円以上300万円未満:12.5%
  • 100万円以上200万円未満:20.0%
  • 100万円未満:20.0%

※上記以外に「無回答」が2.5%ある。

ここからは、金融資産を保有する世帯とはいっても、貯蓄額で200万円以下が占める割合はおよそ全体の40%になっており、多くの世帯は200万円以下の貯蓄額であることが分かります。

実際の20代全体の貯蓄額平均は

ここまでは金融資産を保有する世帯について見てきましたが、ここからは金融資産をもたない「非保有世帯」を加えた20代についてみていきましょう。

結論から先に言えば、貯蓄額の平均値は249万円、中央値は111万円です。

この数値を見ても「みんな若くても意外と貯蓄をしているのだなぁ」とお感じではないでしょうか。

一般的にこうした統計調査では、一部の人のデータで平均値が大きく変化するため、中央値もあわせてみています。