借金はどの程度の額をみんな抱えているのか

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年収や貯蓄の金額は話題になりますが、あまり出てこないのが借金(借入金)の話ではないでしょうか。もともと「お金を借りた話」というのは他人にはしにくいものですが、一方で住宅購入時には住宅ローンなどは無縁の人も少ないのではないでしょうか。今回は公開データをもとに借入金がある人がどの程度の金額を抱えているのか見ていきましょう。

借入金のある世帯の平均額とは

2018年11月9日に金融広報中央委員会(事務局 日本銀行情報サービス局内)の「知るぽると」が発表したデータでは、二人以上世帯の借入金保有状況が確認できます。

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借入がある世帯では一体平均でどの程度の金額の借入金があるのでしょうか。

同調査において、借入金がある世帯のうち平均値は1474万円となっています。調査実数は1464世帯と日本のすべての世帯をカバーしているわけではありませんが、借入金の平均水準イメージは持てるのではないでしょうか。

また、同調査では借入金の中央値も公表しています。

その中央値は1000万円となっています。多くの人は、金融資産を中心として貯蓄に目が向きやすいですが、家計のバランスシートを考えれば、資産と同時に負債にも目を向けることも重要でしょう。

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借入金額の分散はどうなっているのか

ここまで平均値と中央値で借入金の水準を見てきましたが、ここでは借入金のレンジごとにその世帯比率を見ていきましょう。

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。