「節約」という言葉を聞くと、貧乏くさい、面倒くさいというネガティブなイメージが浮かんでしまう人もいると思います。ケチケチ生活をして「今」を楽しめなければ意味がないという意見もありますが、節約することによって将来の生活が楽になったり、大きな買い物ができるようになったりという楽しみも出てきます。

最初は億劫でも、お金が貯まりだすと貯金は楽しくなるものです。今回の記事では、節約初心者の方にこそ実践してほしい基本的なやり方を紹介します。

食費・外食費などを月にいくら使うか決めてゲーム感覚で取り組む

食費・外食費はしっかり管理しなければ、ついつい出費がかさんでしまいます。しかし毎日のことなので、自分の行動次第で無駄な出費を目に見えて減らすことができるのも食費・外食費です。簡単に管理できる方法として、食費・外食費に使うお金はあらかじめ月にいくらまでと決めて、それをさらに週ごとに割り振ります。

たとえば食費は月に4万円で週に1万円の食費と設定した場合、月曜日に6000円分の買い物をして、木曜日に足りなくなった4000円分だけの食材を買い増しするといった具合です。その範囲で作れる献立を考えて、それ以上は使わないように調整していきましょう。

外食費の場合は、決めた金額を週ごとに割り振ってもよし、1回の豪華な食事に使ってもよし、決めた金額を超えなければ好きに使えることにすればストレスは少ないでしょう。毎週・毎月どうやったらサバイバルできるかを工夫して、目標を達成することで満足感も得られますし、うまくやり繰りできて余った分を貯金に回せればなお嬉しいですよね。

「なんとなく」買い物をしない 

貯金を増やしたいのであれば「セールで安いから」「多分そのうち使うから」など「なんとなく」買い物をする癖もやめましょう。新しいモノを購入する場合は、本当に必要なのかをよく考えることが大切です。

たとえば服を購入する場合は、もう寿命だというようなものを一着処分してから新しく一着購入するようにしてみてください。捨てる服がないのであれば、今の手持ちで十分だという証拠です。モノを大切にすれば無駄な買い物は増えませんし、部屋がモノで溢れることもなく一石二鳥なのです。

使っていないプランの見直しは随時行う

健康や趣味のためにヨガやジムなどのフリーパスを利用している人も多いかと思いますが、元を取れるだけ通えていますか?