3. 【学費】大学の進学に必要な入学金はいくら?

3.1 国公私立大学 入学金の遷移(1975年~2023年)

国公私立大学 入学金の遷移(1975年~2023年)

出所:文部科学省「(参考2)国公私立大学の授業料等の推移」をもとにLIMO編集部作成(※)

文部科学省の資料によると、国立大学/公立大学/私立大学それぞれの入学金は、平成10年(1998年)頃まで右肩上がりに上昇しています。それ以降については、国立大学/公立大学は横這いとなりほぼ増減がありません。一方、私立大学については、やや下降していることがわかります。

3.2 国公私立大学 入学金の推移(表/一部抜粋)

国公私立大学、入学金の遷移一部抜粋

出所:文部科学省「(参考2)国公私立大学の授業料等の推移」をもとにLIMO編集部作成(※)

国立大学 入学金の遷移(一部抜粋)

  • 昭和50年(1975年)/ 5万円
  • 平成10年(1998年)/27万5000 円
  • 令和元年(2019年)/28万2000 円
  • 令和 5年(2023年)/28万2000 円

公立大学 入学金(平均)の遷移(一部抜粋)

  • 昭和50年(1975年)/ 2万5068 円
  • 平成10年(1998年)/37万5743 円
  • 令和元年(2019年)/39万2391 円
  • 令和 5年(2023年)/37万4371 円

私立大学 入学金(平均)の遷移(一部抜粋)

  • 昭和50年(1975年)/ 9万5584 円
  • 平成10年(1998年)/29万799 円
  • 令和元年(2019年)/24万8813 円
  • 令和 5年(2023年)/24万806 円

文部科学省の資料によると、大学費用のうち入学金については、平成10年(1998年)と令和5年(2023年)比較すると、国立大学はプラス7000円、公立大学(平均)はマイナス1372円、私立大学(平均)はマイナス4万9993円となっています。

(※)グラフの年度は入学年度です。国立大学の平成16年度以降の額は国が示す標準額です。公立大学・私立大学の額は平均であり、公立大学入学料は地域外からの入学者の平均です。

4. 調査概要

  • 調査日:2025年8月22日
  • 調査人数:100人(全国の20歳代~30歳代の男女)
  • クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査

参考資料

小西 未来