1984年に「全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)」は、9月23日を「不動産の日」と定めました。「ふ(2)」「どう(10)」「さん(3)」の語呂合わせが由来で、秋に不動産の取引量が多くなることが9月23日を「不動産の日」とした理由です。
そこで、この記事では「不動産の日」に関連して不動産関連のニュースをお届けします。
野村不動産ソリューションズは、2025年7月9日~7月24日に「住宅購入に関する意識調査アンケート(第29回)」を実施。同社が運営する不動産情報サイト「ノムコム」の登録会員を対象に、不動産の市況を調査しました。
不動産の購入検討者は、不動産価格や住宅ローンの金利などに対してどんな意見を持っているのでしょうか?
1. 今後の不動産価格はどうなる?約4割の人が「上がると思う」と回答
多くの人が気になる不動産価格ですが、約4割の人が「上がると思う」と回答しています。その理由としては、「資材価格の高騰 円安が進行して外国人の投資目的購入が増えるため」「都心マンション価格が急騰しているが、人件費と資材高騰、円安、低金利により、下がる要因が無いため」などを理由に挙げています。
一方で「下がると思う」と回答した人は、「金利がこれから更に上がる反動で、不動産価格は下がると思われる」「今まで上がり過ぎたために、今がピークになっている」「これ以上上昇した場合、ターゲットとなる国民の購入意欲が削がれてしまう」が理由です。