ZOZOが一時▲10%超安の暴落! 日経平均株価は小幅続伸

【東京株式市場】 2019年2月1日

株式市場の振り返り-日経平均株価は小幅続伸、一時+156円高も方向感を欠く

2019年2月1日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 20,788円(+14円、+0.1%) 小幅続伸
  • TOPIX 1,564.6(▲2.8、▲0.2%) 小反落
  • 東証マザーズ総合指数 886.5(▲11.3、▲1.3%) 反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:793、値下がり銘柄数:1,268、変わらず:66
  • 値上がり業種数:11、値下がり業種数:22
  • 昨年来高値更新銘柄数:7、昨年来安値更新銘柄数:48

東証1部の出来高は14億1,807万株、売買代金は2兆4,860億円(概算)となりました。出来高は前日より増えましたが、売買代金はやや減少しています。買い意欲は強かったものの、米国雇用統計発表の内容を見極める慎重な投資家も多く、盛り上がりに欠けた商いとなりました。売買代金も2兆5,000億円レベルで停滞したようです。

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そのような中、日経平均株価は方向感に欠けた値動きとなりました。寄り付きから高く推移し、前場の半ばには一時+156円高まで上昇しましたが、その30分後には一時▲31円安まで急降下するなど方向感に乏しい展開となりました。しかし、後場は前日終値付近での膠着状態となり、何度かマイナス圏に沈みましたが、最後は小幅上昇の続伸で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、最後はマイナス圏から浮上できずに小反落となりました。中小型株には売りが優勢だったと見られます。

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東証マザーズ総合指数は反落、売買代金は連日で1,000億円を大きく割り込む

東証マザーズの出来高は4,974万株、売買代金732億円となり、いずれも前日より減少しました。いわゆる“サンバイオ・ショック”の後遺症が残り、回復してきた個人投資家の物色意欲が大きく減退しています。売買代金も連日の1,000億円割れで、なおかつ、大台を大きく割り込む状態でした。

また、総合指数も反落で引けました。900ポイント回復にはまだ相応の時間を要するかもしれません。

村田製作所が一時+12%超高の爆騰、一方で、味の素、任天堂、ZOZOなどが暴落

個別銘柄では、前日に決算発表を行ったファナック(6954)が当面の悪材料出尽くしから一時+4%高に迫る大幅高となり、ファーストリテイリング(9983)も値を上げました。

また、ハイテク株では、好決算を発表した村田製作所(6981)が一時+12%超高の爆騰となり、前日売られたシャープ(6753)も+10%超高の急反発となっています。

その他では、2月1日付で従来の「ドンキホーテホールディングス」からいきなり国際的な商号へ変更したパン・パシフィック・インターナショナル・ホールディングス(7532)が、ご祝儀かどうか不明ですが、大幅高となったのが目を引きました。

一方、前日の決算発表を受けて大幅安となる銘柄が数多く見られました。海外子会社の減損損失計上で通期業績予想を大幅下方修正した味の素(2802)が▲10%超安の暴落、ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売計画を下方修正した任天堂(7974)が一時▲10%安に迫る暴落。

また、通期予想を下方修正したZOZO(3092)が一時▲10%超安の暴落、のれん減損処理で巨額赤字転落となった野村ホールディングス(8604)が一時▲6%超安の急落などとなっています。

さらに、前日に暴落したサイバーエージェント(4751)も一時▲5%超安の急落で昨年来安値を更新しました。

その他では、取引時間中に通期予想の下方修正を発表したデンソー(6902)、アイシン精機(7259)のトヨタ系自動車部品メーカーが大幅安となったのが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、サンバイオ(4592)の売買取引が成立せず、▲21%弱安で3日連続のストップ安となりました。また、ロコンド(3558)が一時▲23%安の大暴落となり、ユナイテッド(2497)も▲10%超安の暴落となっています。

一方、ビープラッツ(4381)が急騰して高値更新となり、図らずも時価総額トップに返り咲いたメルカリ(4385)が大幅高となりました。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。