毎年9月23日は「不動産の日」と制定されています。1984年に「公益社団法人・全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)」が定めたもので、消費者のニーズを把握し不動産取引を活性化させることが目的の記念日です。
ちなみに、9月は不動産の取引量が増える時期で、さらに「ふ(2)」「どう(10)」「さん(3)」の語呂合わせが由来です。
そんな不動産が注目される日に合わせ、今回は住みここちや住みたいと評価を得ている都道府県のランキングを紹介します。
大東建託は、全国47都道府県に居住する20歳以上の男女を対象に居住満足度調査を行いました。この調査では、2021年~2025年の間で計84万1008人のデータを集計。過去最大級の調査となっています。
同社では、結果をまとめて「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2025<都道府県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2025<都道府県版>」を発表しました。
果たして、人気が高いのはどの都道府県だったのでしょうか? さまざまなランキングを見ていきましょう。
1. 住みここちが良い都道府県は6年連続で東京都が圧倒的な数字でトップに!
多くの人が気になる、都道府県別の住みここちランキングの結果から紹介します。
住みここちが良い都道府県は、東京都が高評価を得て6年連続の1位を獲得しています。さまざまな因子で高い順となり、ぶっちぎりでのトップを死守しました。
また、3年連続で2位となったのは神奈川県で、「交通利便性」などで高評価を獲得。3位は2年連続で沖縄県となり、知名度の高い都道府県がTOP3を独占しています。
大幅に順位を上げたのは、昨年ランク外だった大分県と栃木県です。今回のランキングでは、23位に大分県、24位に栃木県がランクイン。特に大分県は、さまざまな因子で評価を上げています。
日本屈指の温泉郷として知られる大分県は、人気が高い大分駅周辺でもアットホーム調べで1DKから2DKで5.4万円ほどの家賃相場。東京都や神奈川県と比べると家賃が安く、暮らしやすい県です。