サムスンがノートPC用有機EL量産へ、伸び悩むスマホの穴埋めなるか 大画面化で工場稼働率アップを狙う 2019.01.30 06:00 公開 執筆者津村 明宏 韓国のサムスンディスプレー(SDC)は、ハイエンドのノートパソコン向けに15.6インチ4K有機ELディスプレーを開発し、2月中旬から量産を開始すると発表した。開発したパネルは0.0005~600ニットの範囲の明るさレベルと、12万:1のダイナミックコントラスト比を実現。液晶と比較して、黒色は200倍暗く、白は2倍明るく表示されるため、HDR(High Dynamic Range)の利点を最大限に活かした最高解像度のビデオ・画像を再現することができる。 記事の続きを読む 関連記事 ついに止まった韓国SKハイニックスの設備投資 2018年中ごろから一気に風向きが変わった半導体設備投資。サムスンや東芝といったメモリー大手各社が新規投資を抑制するなど、18年上期の好調から一転、下期は調整局面となった。そのなかでも、韓国SKハイニックスだけは強気の投資戦略を維持していた。DRAMならびにNANDフラッシュで設備導入時期の前倒しを要請、シェアや技術格差を埋める好機と捉え、積極的な動きを見せていた。しかし12月に入り、その姿勢が一気に崩れた。韓国・清州にあるNAND新工場「M15」の設備導入を中断、中国・無錫にあるDRAM新棟「C2F」の導入規模に関しても、見直しがかかったもようだ。 サムスン電子に暗雲が漂い始めている理由 「今や韓国のサムスン電子は、世界企業500社売上高番付で第12位にランクされているビッグカンパニーになった。2017年売り上げは約23兆7140億円であり、日本国内の電機トップである日立製作所の9兆3686億円と比べれば大差がついている。サムスンの背中がますます遠くなってきた」 インテルのCPU不足問題、CEOが異例の書簡 8月ごろから表面化してきた、インテルのCPU供給不足の問題。Acerなど台湾PCメーカーは2018年下期の不安要素としてこの問題を取り上げたほか、日系メーカーの間でもこれを問題視する向きが強まってきた。この問題に対し、インテルの暫定CEOであるBob Swan氏が9月28日に、顧客向けに異例の書簡を発表するなど、事態は広範囲にわたる可能性が出てきた。 スマホ失速で有機ELマーケットは不透明に 付加価値の追求に立ちはだかるコストの壁 有機ELの新たな用途-航空・自動車で新市場創出 JOLEDのインクジェット技術に期待高まる LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL