もうすぐ10月。家計にはさらなる試練が待っています。再び多くの飲食料品の値上げが予定されており、節約の努力にも限界が迫っています。政府による早期の物価高対策が待たれるところです。

こんな時代だからこそ、国や自治体の給付金や手当を賢く活用し、家計の負担を軽減することが重要です。

この記事では、特にシニア世代を対象とした、今活用できる給付金や手当の情報をまとめてご紹介します。受け取り漏れがないよう、ぜひチェックしてみてください。

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1. 給付金・手当・補助金などは「申請しないともらえない」ケースがほとんど

公的年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)は、私たちの暮らしを支える大切なセーフティーネットです。

ただし、支給要件を満たしたら自動的に振り込まれるわけはありません。年金を受け取るためには「年金請求書」を提出して請求手続きをおこなう必要があります。

国や自治体による「手当」「給付金」「補助金」などの多くもまた、受け取るためには申請手続きが必要です。

申請期限や添付書類などのルールを守れなかった場合、本来受け取れるはずのお金が減額されたり、受け取れなくなってしまったりする可能性もあります。

公的な支援制度を必要に応じて確実に活用するためには、自分がどのような支援内容の対象となるかを理解し、手続きをしっかりおこなうことが大切です。