2018年、明治安田生命保険相互会社が20~79歳の既婚男女に対して行った「いい夫婦の日に関するアンケート」によると、夫婦関係が「円満である」もしくは「まぁ円満である」と答えた人は、75.3%もいたそうです。
この結果を見たとき個人的に一番に感じたことは、意外と多い!という驚きでした。しかし、何だか希望が持てる結果でもありますね。
そして「配偶者からの愛を感じている」と答えた人のうち、70%以上の人が年に1~6回以上のプレゼントを受け取っていることも判明しました。反対に「配偶者からの愛情を感じていない」と答えた人のうち、70%弱の人は何も贈り物をされていないそうです。
気持ちを形にしなくても、夫婦なんだから分かってくれているはずだ!と安心するのは少し危険かも。こう考えると、案外プレゼントもあなどれませんよね。物で愛情を量るの?と感じる方もいるかもしれませんが、巷でささやかれている“夫婦が仲良くいられる秘訣”のなかでは、プレゼントを贈るのは比較的実行しやすいことではないでしょうか。
結局のところ大切なのはコミュニケーション
同調査によると、夫婦円満のために必要なことの答えとして最も多くの人が挙げたものが「よく会話をする」や「感謝の気持ちを忘れない」でした。当たり前のことのようですが、日頃から「ありがとう」とか「今日はどんなことがあったの?」なんて言い合えている夫婦は、どれぐらいいるでしょうか。
それが難しい夫婦にとって、バレンタインや記念日は、改めて話をしたり感謝を伝えたりするチャンスですよね。言葉で表現するのが恥ずかしくても、何かをプレゼントするという行為だけで、あなたのことを気にかけていますという想いもきちんと伝えられるかもしれません。
さらに記念日に贈り物をする側も、相手のことをよく見ていないと何をあげたら良いのか見えてこないもの。プレゼントは、受け取った人が嬉しいだけでなく、渡す側にも日常生活で忘れがちな相手を理解しようと努力することを思い出させてくれるのです。
バレンタインをきっかけに
これまでバレンタインをお休みしていたみなさんも、「今年は久しぶりに夫にもあげてみようかな」と思っていただけたでしょうか。
「うちはもう、物を贈ることすらできないぐらい冷え切ってしまった…」となる前に、イベントの力を借りて夫婦円満でいられるきっかけ作りをしているのも良いかもしれませんね。たった数百円から数千円で夫と仲良くいられるなら、安いもの!?
参考:いい夫婦の日に関するアンケート(明治安田生命)
桜井 まどか