4. まとめ|公的年金だけに頼らない生活設計を

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厚生年金と国民年金をあわせても、受給額には大きな個人差があるのが現実です。

男性の6割以上は月15万円以上を受給していますが、中にはそれを下回る人も少なくありません。

受給できる年金や、その他の所得が一定基準額以下の場合は「年金生活者支援給付金」という制度を活用できます。

しかし、年金生活者支援給付金の給付額は月額で数千円単位にとどまり、年金生活全体を補うには難しい傾向にあるでしょう。

そのため、老後の家計を安定させるには「公的年金以外の収入源」や「取り崩せる金融資産」を持つことが重要になります。

まずは「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」で自分の年金見込み額を確認し、今からできる準備を始めてみましょう。

参考資料

加藤 聖人