3.1 お金を「使う・貯める・増やす」に分けて家計管理をシンプルに!
お金を「使うお金」「貯めるお金」「増やすお金」の3つに分けることで、家計管理がシンプルになります。
まずは、毎日の生活費や娯楽費といった「使うお金」を把握し、予算を立てましょう。次に、将来の備えや大きな出費に備える「貯めるお金」として、目的別に口座を分けるのが効果的です。
さらに、資産を将来的に育てる「増やすお金」として、少額からでもNISAなどを活用して、無理のない範囲で投資をはじめてみるのもよいでしょう。この3つを明確にすることで、お金の流れが整理され、計画的な家計管理につながります。
4. まとめにかえて
今回の記事では、国内の《お金の動き》がわかるGDPについて解説しました。GDP速報値では一見プラス成長でも、内訳を見ると国内消費が伸び悩んでいることがわかります。
家計管理では「使う」「貯める」「増やす」にお金の仕分けをすることもおすすめです。仕分けることで貯蓄がしやすい環境を整えていきましょう。
参考資料
村岸 理美
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社。生命保険・損害保険の営業を経て、社内教育部署にて教材制作や研修の企画・運営に携わる。退職後は独立系ファイナンシャルプランナーとして、個別商品の勧誘はせず公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計に対応。マネースクール講師としても活動し、社会保障制度、リタイアメントマネジメント、家計管理、資産運用などお金に関する幅広い分野に強みを持つ。現在も「お金の先生」であるJ-FLEC(金融教育推進機構)認定アドバイザーとして、学校や企業に出張授業で金融教育の普及に取り組んでいる。
2025年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチに入社。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMOマネー編集部にて、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、保険などを中心に企画・執筆・編集・監修を行う。(2025年5月30日更新)